ビリー・アイリッシュとかヨウジヤマモトとか湊川あい先生とか/Ever Rain 小品集 2017 (Remaster 2019) ベビエバ1stアルバムリリースしてきた

タイトルからビリー・アイリッシュとかつけといたけど実は音楽的な話というよりはアーティストのマインドとかアティチュードの話ではあるのですが、書いとこ。

Baby Ever Rainという音楽プロジェクトを立ち上げて、これからやってみよ〜!とりあえず最初にCDアルバムリリースしちゃお〜!と勢いで、やったのですが、しかしやり始めてからいろんなことにつまずいてしまい、一段落したあたりでパタッと体調を崩してしまい気力もなくなりなんだこれ…?なんてなったりとか(もちろん今はもう回復してますが)。そんな時間を過ごしていました。

ライブもやったなぁ。任務は遂行できたので、よかった(あと、2日連続で出させていただいたライブが、どちらもフライヤーが可愛くて嬉しかった)。

ビリー・アイリッシュなんだけど、NHKの番組で、「いい出来じゃないと思っている作品でもいいの。どこかで誰かが気に入ってくれるから絶対に。」と発言していたらしく(音楽作品を発表することについてです)、Twitterのリツイートで知った。「前山田×体育のワンルーム☆ミュージック」(ETV – 2019年9月)内のインタビューでの発言らしい。「いい出来じゃないと思っている作品でもいいの。どこかで誰かが気に入ってくれるから絶対に。でもそれを発表しなかったら誰かが好きになってくれる機会すらないのよ。」

あとねー、同じくこの記事のタイトルに名前を入れた、デザイナーのヨウジヤマモト氏のインタビュー記事「23歳の記者から山本耀司へ37の質問」にも、「自信がないからやろう」と書いてあって(もっともこれは彼自信が「自信がない」と発言したときに返された知人の言葉、「自信があって作ったものなんてロクなものじゃないよ」にハッとさせられてのものらしいが)。

そしてさらにTwitterでディーパーズ関連のつぶやきを追いかけるうちに知ってファンになってしまった漫画家・湊川あい先生。彼女もインタビューで、これから新しいことにチャレンジしようと考える人に対してのアドバイスで、「40点でもいいから、まず公開すること」と答えていたりした(「40点でもいいから、まず公開する。マンガでわかる技術書「わかばちゃんと学ぶ」シリーズが生まれるまで」より)。

なんか時期的に、こういった言葉が刺さってきて、自信がない部分もありつつ、やってみようとする自分を肯定して「ほしかった」んだろうな〜とか思ってます。。

10月9日(水)、「Ever Rain 小品集2017 (Remaster 2019)」は無事リリースとなりました。JANバーコード関連のことでもミスを犯すところだったので、店舗を回る中で自分用に記念にとCD買ったのだけれど、レジでバーコードが通ったとき、ホッとした…笑。ほんとにそういういっこいっこが「あ〜こういう風になってるんだ!」って初めて知ったことばかりで、めんくらうばかり。

発売当日は10店舗ほど回ってみた。千葉の柏から神奈川県の横浜まで。どんな風におかれてるのかはわかんなかったので、怖さもあったけど笑。感動したのは柏と御茶ノ水のディスクユニオンかなぁ。柏DUは自分が路上弾き語りで音楽活動の拠点にしていたこともあり、プラセルのリリースの際もよくしてくれて…ありがたや。お茶の水DUは手書きポップ書いてくれてた…嬉しい…。

そしてもう一カ所、意外(?)だったのが横浜のタワレコ。タワレコは正直あまりおいてくれてない中、面出ししてくれていた上にポップもつけてくれてて…このポップはタワレコ仕様なのかアーティスト写真まで使ってくれて…あざす!!

もともと、お店まわりの最後は、タワレコの横浜ビブレ店で〜とスケジュールを組んでいて、それで終わりで、夜はゆっくり横浜でもブラブラしてもいいかなって思っていた。みなとみらい駅の近くにある観覧車にも乗ろうとちょっと思ってた。

漠然といつも遠くから眺めていて、いつか乗りたいなと思いつつ、でもなかなか機会なくって。でもその機会が、今日だ!みたいな。音楽もバンドもCDリリースも、いつかやりたいなって、ずっと思ってたのに、タイミングを逃すと、できないこともきっと多くて、なんだかね。

観覧車にのるのは意外とこわくて、乗り場でゆっくりと近くゴンドラに案内されたとき、なんか緊張してきて、「逃げようかな…」とか。自分が猫とかの動物であれば多分逃げました。でもここまできてやめます、というのも恥ずかしいので、乗った。それは人間特有の理性とかの話で、単純に近くに来てみたら怖い…。扉が閉められて数秒がめちゃくちゃ、気持ち悪くなりそうなくらい心臓ばくばくっていう笑。怖かったのでゴンドラの中でスマホで最大音量で音楽ながし始めました…もう逃げられない…。

せっかく観覧車にのったのに怖いし、スマホでツイッター開いて眺めたりしているうちに、少しするとまぁなんだか落ち着いてきて(よかった)、なんかこれ音楽に似てるなぁ〜とかぼんやり思った。遠くから眺めていて、「あれやりたい!」と指さして走ってくるんだけど、それを実行する瞬間、足が震える。やってみると知らないことだらけだし、怖いもので溢れてるっていう。

でも少しづつ慣れて来た時に、また新しく遠くの景色が見え始めたら、それが始まりになるのかなぁというか、そうだといいなと観覧車が1周する15分間の間、思ってました。

CDリリースと、横浜の観覧車にのる、ふたつがかなった、少しセンチメンタルな日になりました。いえーい。

 

えりこ。

 

2019年10月9日(水)Baby Ever Rain初の全国流通盤1stアルバム [ Ever Rain 小品集 2017 (Remaster 2019) ]リリースしました!


2,000円+税 / BERA-001 / ULTRA-VYBE, INC.

2019年10月9日(水)リリース

■CD収録内容

1. Ever Rain序曲〜雨音〜
2. Baby Ever the Rain
3. 熱帯夜みたいだ
4. How to arrive at there
5. メランコリック・バースデイ
6. Ever Rain終曲〜晴れ〜
7. …
8. おおよそ3分間のエチュード

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disk union / TOWER RECORD

 

とりあえずお外に飛び出せ!!みたいな気持ちできいろれこーずさんからリリースさせていただいたあとに、CDにもして流通版で出したアルバムです。がんばったなー。がんばりすぎて風邪ひいたのももはや良き思い出です。ここからスタートしていくぞーという決意もこもった一枚かな!(えりこ。)

 

STREAMING (Sportify, Apple Music, etc)でも配信中!


▶︎Sportify – [Baby Ever Rain]

▶︎Apple Music – [Baby Ever Rain]